仏事Q&A

仏事(葬儀・追善供養なと)に関して、良く寄せられるご質問にお答えしてまいります。(随時更新)

Q:平成24年の年回を教えてください。

回忌     没年

一周忌    平成二十三年
三回忌    同二十二年
七回忌    同十八年
十三回忌   同十二年
十七回忌   同八年
二十三回忌  同二年
二十七回忌  昭和六十一年
三十三回忌  同五十五年
三十七回忌  同五十一年
四十三回忌  同四十五年
四十七回忌  同四十一年
五十回忌   同三十八年
百回忌    大正二年

※ご法事のご相談は、なるべく早めにお願い申し上げます。

Q:葬儀の大まかな流れは?

A:

1、葬儀社へ連絡・打ち合わせ
2、市役所へ死亡届けを提出し、火葬許可証を交付してもらう。
3、菩提寺へ連絡(電話・訪問)
4、ご自宅等にて枕経
※通夜・葬儀の日程、戒名等についての打ち合わせ
5、納棺
※葬儀社立ち会い
6、火葬・納骨
※葬儀社立ち会い。火葬前に読経。
7、通夜・通夜説教
※故人の剃髪・授戒儀式後、会葬者焼香
8、葬儀
※法要の詳細は、後日詳しくお伝えいたします。
①葬儀 ②納骨 ③取り越し法要(初七日~百か日) ④会食
9、満中陰法要
※35日もしくは49日。
※この法要に合わせ、塗りの本位牌をご用意ください。

※以上の流れは、地域によって異なる場合がありますので、葬儀社・菩提寺にお尋ねください。
※埋葬許可証は、当寺もしくは共同墓地管理者にご提出ください。

Q:法事依頼の際に伝える項目は?


A:直接のご来訪・電話・Fax・LinkIconメールにて、以下の項目をお伝えください。
※お盆やお彼岸、ゴールデンウィークは大変込み合います。なるべく早めのご連絡をお願いいたします。
※もしご不明な項目がございましたら、わかる範囲で結構です。
※Fax、メールでご連絡いただいた場合は、2~3日以内に当方よりご連絡いたします。万が一連絡がなかった場合は、お電話(0175-34-2926)にてご照会ください。

1、希望日時
※同寺の予定により、ご希望に沿えない場合がございます。あらかじめご了承ください。また、原則として午前11時~午後2時の間はお受けしておりません。

2、氏名(施主)
※施主=法事を主催する方

3、連絡先(電話・メールアドレス)

4、法要趣旨
  ①回忌法要(何回忌か)
  ②納骨
  ③その他(回忌法要以外の追善供養)

5、法要の対象となる方の氏名
※複数の場合は全員の氏名

6、法要の対象となる方のご命日
※複数の場合は全員のご命日

7、塔婆が必要かどうか

8、その他
※墓前供養のみの場合は、その旨お伝えください。

Q:各行事の表書きを教えてください。

正月ーお礼銭・御祈祷料 ※祝儀袋でも構いません。
彼岸ー回向料 又は 諷誦料
節句ーお礼銭
お盆ー諷誦料

Q:お焼香の作法を教えてください。

◇曹洞宗におけるお焼香は、主香(しゅこう)と従香(じゅうこう)の2回です。お焼香の手順は以下の通りです。

①合掌一礼
②片手合掌のまま、右手で抹香を軽くつまむ
③額の前でおしいただく
④香炉の中へ静かに入れる(主香)
⑤再度、右手で抹香を軽くつまむ
⑥(おしいただかずに)香炉の中へ入れる(従香)
⑦合掌一礼

Q:「数珠の意味と持ち方」を教えてください。

◇数珠は仏さまを礼拝するために用いられます。
◇数は108個(煩悩の数)を基本とし、半分の54個、4分の1の27個などがあります。
◇数珠の持ち方には厳密な決まりはありませんが、座っているときは左手首にかけ、歩くときはふさを下にして左手に持ちます。また、焼香のときなど合掌をする際は、ふさを下にし、親指と他の4本の指にかけて親指で軽く押さえます。
◇よく、「この色・材質・房はよくない」、「切れると縁起が悪い」などと言われることがありますが、これは迷信です。あくまで数珠は「道具」であり、祈る心こそが大切なのです。

Q:「自宅でのおまいりの作法」を教えてください。

senko.jpg①お仏壇にお水、お茶、お仏飯をお供えし、おろうそくに火をつけ、み仏と自分とがひとすじに結ばれるところにお線香を立てます。

②お仏壇の前に正座をして心を鎮め、深呼吸をして息をととのえます。

③お経本を押し戴いて念じます。(念じる内容は各自自由です)

④経本を置くか、または手に持ったまま、「鈴」(りん)を3回叩き、4回目を押さえます。

⑤開経偈「無上甚深微妙法 百千万劫難遭遇 我今見聞得受持 願解如来真実義」をお唱えする。


⑥「般若心経」「修証義」などをお唱えする。(鈴を鳴らす所は、お経本の指示に従ってください)

⑦最後に、普回向「願わくは此(こ)の功徳を以て、普く一切に及ぼし、我等(われら)と衆生と皆共に仏道を成(じょう)ぜんことを。十方三世一切仏(じーほーさんしーいーしーふー) 諸尊菩薩摩訶薩(しーそんぶーさーもーこーさー) 摩訶般若波羅蜜(もーこーほーじゃーほろーみー)」とお唱えする。

⑧おろうそくを消し、清々しい気持ちでその場を去る。

朝夕のおまいりは、坐禅をすることと同じ功徳(くどく)があります。できる限り毎日おつとめしましょう。

Q:お墓参りの持参物/作法は?


※以下はあくまで一般的な例です。
【持参物】
念珠(数珠)・線香・ロウソク・ライター・供花・供物(果物やお菓子類、洗米など)・半紙・皿・手桶・水・掃除用具(タオル・たわしなど)・ビニール袋などを持参するとよいでしょう。
※手桶は、庫裡正面玄関を入って左廊下の洗面所にございます。

【作法】
お墓参りの際は、まずゴミや雑草などを取り除き、古い墓石はたわしで、新しい場合はタオルなどで磨き、手桶の水で汚れを落とします。次に皿に半紙を敷いて供物を載せ、コップや水鉢などにお水を入れ、灯明(ロウソク)・供花・線香(束でお供えするのは好ましくありません)を供えます。以上の準備ができたら、合掌しお参りをなさってください。お参り後は、火元(線香・ロウソク)に十分注意し、お供物はご自宅にお持ち帰りください。(カラスや動物が食べ散らかしたり、腐ってしまうためです。環境保全にご協力をお願いいたします)お持ち帰りになったお供物はご自宅で召し上がっても構いません。